
2026.01.02
クリスマスになるといつも思い出すのが
幼稚園生か小学生低学年のくらいの頃のこと
うちではくまのプーさんがビデオのスタメンとして並んでおり、そのビデオ中のクリスマス回で欲しいプレゼントを書いた手紙をサンタさんのところまで風で飛ばすという話があった。
僕は信じて、手紙を縁側から頑張って飛ばそうとしていたのを覚えている
おばあちゃんが横にいて手紙の行方を一緒に眺めた
そして手紙が見えなくなるまで飛ばされたら満足して炬燵に入ったのだった。
2025.12.24
洗いざらしの枕カバーに顔を埋めると冬の匂いがした、
足元は電気毛布、 数分ぼーっとしていると夏の輪郭が見えた気がした。
僕は一人部屋にいて、 いや一人じゃない、気配を感じる。
夏の茹だる暑さは大嫌いで梅雨の焦ったさなんてもってのほかだったのになんとなくカラッとしてる。 そんな夏が見えた。
12月の夏の夢
2025.12.22
満月になると心が急ごうとするのはなんでだろう。
意図せず全ての解釈が先の方先の方に向いてしまう。
今やらなければいけない事をおざなりにして未来のことを考えることは僕にはできない。
今やらなければいけないことってなんなのか、自分自身に課したものをちゃんと全うしたい。
人にどう思われようと僕の人生なんだから、今も最後も納得したい。
こうやって文章を書くことで、少し気持ちの整理になっている。
先の方を考えすぎると(焦ると)呼吸や心拍数、自分の足取りがいつもよりハイペースになるような感覚。
実際そうなんだろうと思う、そんな状態の中で起こった出来事やものは、やっぱりそういう風に見えてしまう。
譲れないものがちゃんとあるんだって、わかった気がする。
社会一般論とは相容れないかもしれないが、僕は僕なりに、ただ誠実に精進していきたい。
写真は石橋くんが撮ってくれた近影。
2025.12.05
生きる
谷川俊太郎
生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみすること
あなたと手をつなぐこと
生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと
生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ
生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎてゆくこと
生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ
2025.11.16